すでに世界のバック・オフィスとして知られるインドであるが、今度は世界のナレッジ・プロセス・オフショアリング(KPO)市場で3分の2を占め、2011年までに新たに18万の雇用を生みだすと、新たな研究調査レポートが発表している。
世界のKPO市場は、2010年から2011年ごろまでに利益にして167億ドル、成長率にして年39%の成長を遂げると考えられている。このうちの実に112億ドル分をインドが占めることになると、ビジネス・リサーチ・ファーム、エヴァリューサーブの研究報告書は述べている。
この業界は2011年の3月までに、世界的におよそ35万人の専門家をかかえることになると考えられており、この中のおよそ25万5000人がインドで雇用される見込みである。ちなみに、現在ではおよそ75400人の専門家がインドで働いている。
エヴァリューサーブによると、2000-01年度にインドにおけるKPO業界の専門家の数はわずかに9000名ほどで、収益も2億6000万ドルほどであった。しかし、2006-07年度には専門家の数も75400人に増加、収益も30億5000万ドルに増え、成長率も年51%に達した。
インドにおけるKPOへの期待は、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)の成功もあり、非常に高まっている。BPOによる収益は、2003-04年度の77億ドルから 2006-07 年度は158億ドルへと飛躍的に上昇した。
世界的なKPOマーケットの成長は、インド、中国、ロシア、ポーランド、フィリピン、ハンガリー、そして旧ソビエトから独立した共和国の、教育もあり経験もつんだ大量の専門家達により促進されていると、カリフォルニアに拠点を置くエヴァリューサーブのアロック・アガーワル会長は言う。
独自の人員と第三者から提供される人材の両方を有する企業は、いわゆるハブ・アンド・スポーク・モデルを利用するだろう。このモデルにおいてインドのプロバイダーは中心(ハブ)を構成し、一方で世界に散らばるその他のユニットは適切なスポークスを提供することになる、とアガーワル氏は述べた。
Translated by BeH Life








